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空中庭園 通常版 |
ソニンとおばあちゃんの格闘シーンは良かったですねえ。
あれだけテンポの良いシーンも撮れるのに、イメージの部分の長回しが多くて眠くなってしまいました。 もう少し短くできたんではないでしょうか。 |
対岸の彼女 |
この話は視点を変えて交互に書かれた小説が原作です。
なのでやっぱり映像にするのは難しかったのかなと思いました。 あの独特の雰囲気が出ていませんし。ちょっと残念だったかな。 |
空中庭園 特別初回限定版 |
京橋家のルールは、何事も包み隠さないこと。しかし、長女マナが誕生のきっかけがラブホテル「野猿」ということまで赤裸々に語られ、マナはとまどう。長男のコウはそのラブホの建築に興味を持ち、言ってみようと不動産屋の女性に案内を頼むが、彼女は父の愛人だった。マナが学校をさぼって援交をしていたり、父にはふたり愛人がいたり、家族には隠し事が多く、そしてルールを作った絵里子にも知られたくない過去があった。 角田光代の同名小説の映画化。幸せ家族は学芸会のようなもの。仲のいい家族が、それぞれ秘密を抱えつつも、じつはその幸せ家族を守りたいと思う姿もあると映画は語っているよう。思い込みが自分の首を苦しめ、間違うと幸福を見失ってしまう危険をはらんでいることも教えてくれる。決して特別なファミリーの物語ではない、どこの家族にもありうる話なのではと思わせる、現代の家族の姿を切り取ったドラマだ。壊れた主婦を小泉今日子が好演。鈴木杏、ソニン、大楠道代、勝地涼、板尾創路が共演している。(斉藤 香) |
八日目の蝉 |
この物語の持つ深い情感は、普遍的な名作のものであるが、
そのモチーフは、今の時代を切り抜いている。 強く感じたのは、吉田修一の「悪人」との対称性である。 犯罪、逃亡、道連れ、希薄な人間関係、 他者との邂逅、豊かではない生活感、 そして善悪の真偽と世間、別離と再会への希望。 それらが、男女の性別を軸にして、 ロールシャッハテストのように左右に広がったようだ。 似たような時期に同じように新聞連載で、それぞれの話が別々に展開され、 またそれぞれに代表作となったのは、なんとも象徴的な気がする。 それは、文学、善悪、世相といった広い範囲に、 多くのもの、重いもの、を投げかけたと思える。 時代の産んだ双子の名作。 子供を誘拐した直後の、やわらかく、重みや体温を感じさせる描写 それを慈しみ、世話をし、抱いて逃げていく主人公のくだり。 自分もまた、だれかに愛され育てられたのだ、という感慨が沸いた。 |
対岸の彼女 (文春文庫 か 32-5) |
読後、1年経った今も印象深いのは、2人の少女が、海辺の民宿で働いた日々です。
2人にとって、最高にキラキラ輝いた素敵な時だったと思います。 この部分以外は、どちらかと言えば、辛い暗い灰色のトーンですので、余計に印象的でした 友情がピークを迎えた時。この思い出があれば、つらくても生きていけそうです。葵はちょっと痛い感じの女になってましたが・・。(私個人の感想です。) 晩年にも少女のような、鮮烈な友情を経験したいものですが、それは難しいことは、 小説の後半にも描かれています。1度で十分。 |
昨晩 角田光代 が夢でこう告げた・・・!
リリースされた2ndアルバムが早くも人気急上昇中の 角田光代。彼女自身、単独のDVDは初めて。前作では「笑顔な感じ」だったが、今回は「セクシーに」がテーマ。
このアルバムは全曲を試聴できるので、ぜひ聴いてみてほしい。人を微笑まずにはいられなくさせる究極のヒーリングミュージックだ。
これからもますますの活躍が楽しみですね(^^ゞ
『 結婚は顔を赤くするほど嬉しいものでもなければ、恥ずかしいものでもないよ。 』( 夏目漱石 )
なんだか納得。
妊娠中に読んだ「角田 光代 予定日はジミー・ペイジ」
予定日はジミー・ペイジ, 予定日はジミー・ペイジ (2007/09/01) 角田 光代 商品詳細を見る. 妊娠初期に、たまたまチラ読みしたananに書評が載ってて 急いで買いに走った。 ダメ妊婦と自分を重ね合わせて、むさぼるように読んだ。 日によって違う気分、 ...
『キッドナップ・ツアー』 著:角田光代
キッドナップ・ツアー (新潮文庫), キッドナップ・ツアー (新潮文庫) (2003/06) 角田 光代 商品詳細を見る. お勧め度:★★★ あらすじ 「夏休みの第一日目、私はユウカイされた。 二ヶ月前から家にいなくなった、お父さんに。 お金持ってなさそうな割に ...
三月の招待状/角田光代
やっぱりこの人の小説に出てくる人物って、どこか共感できるというか似たような感覚を持っている、同じ世代なのかなぁと思います。ほぼいつも。 人との関係って築くのはもちろん、保っていくのも難しい。 たとえ同じようにお互いを思っていたとしても ...
松尾たいこ+角田光代+クリス智子 トークイベント
数々の恋愛小説でおなじみ、直木賞作家の角田光代さん。 そして番組ナビゲーターのクリス智子。 小説、イラスト、アート、番組・・・ それぞれの視点・視線で「ものづくり」の現場に携わる3人の女性が繰り広げるトークをお楽しみください。 ...
『空中庭園』 角田光代
角田 光代 今日はひさしぶりにBOOKネタ。 昨日フッと入った本屋さんで目に入って手に取りました。 そういえば数年前に話題になったけど読んでなかったなぁって。 雑誌の連載は読んだことがあるけど初めて角田光代さんの作品を読みました。 感想は・・・ ...
角田光代『八月の蝉』
角田光代の『八日目の蝉』という本。 八日目の蝉/角田 光代; ¥1680; Amazon.co.jp. この本は先日テレビで取り上げられていた本。あまりにも絶賛って感じだったので、興味を持ったというわけ。図書館へ行ってみたら……普通にあった(笑)。 ...
三月の招待状 角田光代
角田 光代. 集英社 蒲生充留のもとにパーティの招待状が届いた。 《離婚パーティ》 大学の同級生、澤ノ井正道と坂下裕美子夫婦の離婚パーティ。 別れてはヨリを戻し. 別れてはヨリを戻し. 三年前やっと結婚した二人が別れるという。 充留は文筆業で ...
三月の招待状/角田光代[本]
ブランチBOOKコーナー・その5☆TV「王様のブランチ」(9/27)より 友人の風変わりな「離婚パーティ」で顔をあわせた男女5人の友情と恋愛を描いた、12編から...
本のこと。 福袋 / 角田光代 読んだどー!
福袋 / 角田光代 ふくぶくろ >私たちはだれも、中身のわからない福袋を持たされて、この世に生まれてくるのかもしれない そんな8篇の短編からなってます。 表紙の装丁。めっちゃ可愛い。 でも内容なこれイメージすると「あれ?」って感じかな。 ...
2003年12月から2004年6月までの記録
東京ゲスト・ハウス 角田光代 著角田光代のこのダラダラ~ッとしたどうしようもない歪んだ倦怠感みたいなのは大好きなんだけど、これはちょっとテーマ性がある感じですね。いいなぁ。 体裁良く世の中渡って行こうとする自分を引っぺがして素のままでもの ...