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燃ゆるとき |
アメリカに進出してカップラーメンを製造販売している企業が、事業の存続を賭けた建て直しを図るために一人の男を日本から呼び寄せた。彼は日本同様「会社は家族」を貫く。少しづつ現地の従業員の心を掴んでいき、上向いてきたところに、とんでもない落とし穴があった。日本戻される。3年後またもやアメリカで火種が勃発。再び呼び戻された男は、今度も「会社は家族」と説いてゆく。見終わって、会社とは何なのだろう、と思わずにはいられなかった。かつて理想に燃えて企業を起こした人たちは、金銭的成功だけではなかったはず。机上の計算で、簡単に売ったり切ったりする経営が横行している中で一服の清涼剤のようなストーリーであった。原作者の高杉良氏の今の経営者に対する問いかけではあるまいか。 |
不撓不屈 |
この映画が扱っている題材で何が問題か?
別に別段賞与の問題ではない。 一税理士を潰さんがために、国税庁が、長期間にわたって 徹底して顧問先に税務調査を行い、顧問契約を解除 させようとした点にある。 ただ映画の出来はイマイチだ。前半は上記の問題を 緊迫感を持って展開している。課長役の松澤一之さんは、 少し大げさだがこの緊迫感に貢献している。 一方で、後半は家族愛中心の展開であり、 なぜこの展開でいいと思ったのか、よく分らなかった。 そもそも、この事件で重要なことは、 「脱税はダメだが節税はいい」いう飯塚税理士の ポリシーにある。 なぜ節税が重要か、簡単に述べさせていただきたい。 節税は、税法に精通している税理士だからできる行為である。 なぜなら、税には様々な控除や特権があり、 年々細々と修正が加わっているからだ。 もし、多くの税金をとられていることが関与先に発覚すると、 税理士が訴えられるということも実際にある。 それに加え、財務上のプロフェッショナルとしての能力も 要求されている。 そのため税理士は、常に最新の税法を学習し、 一方で財務のプロフェッショナルとしての能力 を高める必要がある。 弁護士同様、税理士という肩書きだけでは 今や無理があるように思われる。 飯塚税理士は、映画を観て想像する限り、危機感をもって 常に先取りして学習し、顧問先の信頼を得ている。 だから、その点に絞って展開してもよかったと思う。 確かに内容は難しくなるが、 強いメッセージとして残るに違いない。 配役は、松澤さんも含めほぼ完璧。 特に飯塚夫妻役の2人は、非常に真面目に取り組んでおり、 成果として現れている。他の人の評価が高いのは このためだと思われる。 |
青年社長〈下〉 (角川文庫) |
ついに幼少からの夢であった会社立上げに成功し、10億円規模のビジネスに成長させる。(下巻)では会社が成長し、ついには上場を果たすまでの物語が描かれる。
高杉良氏の徹底した取材力は見事だ。(下)巻では、上場の仕組み、また株式の移動など、難しいことを読者にも分かるように書いている。感動的な会社成長のエピソードを読むと共に経済の勉強にもなった。 |
青年社長〈上〉 (角川文庫) |
企業家のノンフィクションモノが好きなのと渡邉社長と歳が近いので読んでみた。
冒頭の佐川SDの描写に引きづり込まれて読みだした。 読んでいて思ったのは、何をやるにも目標を明確に立てそれに向けて邁進する事、 努力 行動を惜しまない事。 それと、本作に似た題材で、城山三郎氏著作の小説『外食王の飢え』を想起してしまった。 「外食王の飢え」の主人公モデルの江頭氏も明大出身(と言っても氏は卒論を破棄してして自ら中退となったが…) である事など共通項が多い。時代背景や小説の脚色の違いを差し引いても根底のある、 信念に則り困難を排除して突き進む姿勢はいつの時代も普遍である。 余談ながら、当方も以前外食の仕事に携わっていた経験があるので、 業界の裏事情も嫌と言うほど熟知している為。 ストーリー上必要無いと言えば無いが、本書のようなキレイ事ばかりでなく ダーティな部分、労働搾取の部分の描写が少ないのが不満であった。 当方が勤務していた会社も創業者の強烈なリーダ−シップの元、一代で上場を果たした会社であった。 上場前には、利益確保の為の残業手当のカット、店舗リストラ、 上場後は創業者利益を得た幹部社員の離脱等色々あったなと懐かしくも思ってしまった。 |
思いがけずこんな 高杉良 を夢で見た・・・!
リリースされた2ndアルバムが早くも人気急上昇中の 高杉良。彼女自身、単独のDVDは初めて。前作では「笑顔な感じ」だったが、今回は「セクシーに」がテーマ。
イベント開催も初めての経験で「(ファンが)2、3人しか来てくれなかった時のためのコメントも考えていた」そうだ。
、、ってそんな話を聞いたらやっぱり思い出したのがこれっすね。
『 死骸を火葬にして灰を川に投ぜよ。 』( エンゲルス )
どういうことやねん^^;
破滅への疾走
破滅への疾走 (新潮文庫 た 52-15)高杉 良新潮社このアイテムの詳細を見る 小説 : 破滅への疾走 新潮文庫 540円 作家 : 高杉 良 経済小説といえば、城山三郎の次に浮かぶ名前が高杉良。 実話を題材にした企業小説となると、高杉良が第一人者という気 ...
本日入荷!おすすめ新刊【書籍】08年9月29日(月)その2
消失 第4巻/高杉良. 消失 第4巻 高杉良. 「仕組み」整理術/泉正人. 「仕組み」整理術 泉正人. クォンタム・サクセス/サンドラ・アン・テイラー 奥野節子. クォンタム・サクセス サンドラ・アン・テイラー 奥野節子 ...
超感動作!高杉良著『不撓不屈(上)』読みました~
久しぶりに書きます。只今のんびり転職活動中 こういう時間しかな...
くっついたり、離れたり、またくっついたり
「高杉良の小説を読む時のモチベーションはもちろん読み手によってさまざまだろうが、サラリーマン生活への意欲を高めたいときに読むのが一等いい。一気にガツガツと読む。それがしばしば特効薬みたいな効能がある。多彩な業種のそれぞれの仕事に生きる ...
マイブームの本
近所に出来たパン屋さんで 石釜で焼いたというパンをみつけました 写真は友人が焼いているものですが 場所が遠くてなかなか食べられません読書の季節って本当にあるのですね 以前にもまして本屋さんに足が向いてます 行って絶対立ち寄るのが ”高杉 良” ...
『迷走人事』高杉 良
オーナー以上に優秀な人材が育たず、二代目は父の苦労を知らず・・というオーナー企業のジレンマはよくわかるが、広報レディを主役に据えたことで無駄な恋愛話にかなり力が入っており、小説自体も迷走している気がした。高杉良の作品で女性が主人公という ...
高杉良「不撓不屈」(新潮文庫2006)
高杉良「不撓不屈(上・下)」(新潮文庫2006)です。 本書は、2002年に新潮社から出版された同名の本に、 文庫版に当たって、加筆されたものである。 国士舘大学で私の講義をとっている学生にとっては、 夏休みのレポート課題に指定されている本です。 ...
「外資の正体」高杉良(光文社)
「国の失策によって金融外資がボロ儲け」批判のなかで、最近の若いやつはそれを憂うことをせずボロ儲け側に回りたいな、と思っているという指摘が。自分も含めて同世代はそう思っていると思う。向こう側に行けるのかどうかは別問題。
東京の善
新刊書店に行くとつい買ってしまうから自戒してたのに。 そのまたついでに高杉良さんの『金融腐食列島』の続編が出てたので上巻だけ買う。前作では主軸にいた杉本がのけものにされてて児玉もほとんど出番なし。時代は変わったものですな。 ...
高杉良『燃ゆるとき』
燃ゆるとき (角川文庫): 高杉 良: 角川書店 2005-09-22. ザ エクセレント カンパニー 新・燃ゆるとき (角川文庫) 社長の器 (講談社文庫) 勇気凛々 (講談社文庫) 会社蘇生 (講談社文庫) 辞表撤回 (講談社文庫). by G-Tools , 2008/08/03 ...