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独裁君 (ビッグコミックススペシャル)

業田 良家
おすすめ度:★★★★★
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パロディーとシュールな表現の両方で独裁政権を批判する傑作
おすすめ度 ★★★★★

独裁者、金正日の政策・日常(にやっていそうなこと)をパロディー化して笑いに変える風刺マンガである。中国の共産党と並んで時代遅れの独裁者は、やることなすこと常識外れなため、パロディー化するには最高の題材であるようだ。

全体構成はパロディーの「独裁君」と、北朝鮮の人民の姿をシリアスに捉えた「シャルルの女」「シャルルの男」、そして中国によるチベット浄化政策を極めて直接的に、しかも文学的に表現した傑作、「慈悲と修羅」とからなる。
表現こそ違うが、狂気の独裁政権を批判するポジションは共通であり、正反対の方向から見事な表現力で作品にできる著者は天才と言っていいと思う。
笑いだけでなく、北朝鮮と中国による人権侵害を真剣に考えざるを得なくさせてくれる傑作である。



必読ですぞ。
おすすめ度 ★★★★★

政治家を皮肉る作者ならではの傑作集。

金正日をシャルル・ド・クサイ(シャルル・ド・ゴールと独裁&ド臭いのネーミングもgood)なる某国(北朝鮮だっちゅうの!)の絶対権力者にして茶化しまくります。

笑いが一切無い「シャルルの女」・「シャルルの男」は北朝鮮人の日常を、「慈悲と修羅」はチベットの民族浄化の一端を垣間見せてくれます。
独裁国家ってこんなものです。



社会主義の真実
おすすめ度 ★★★★★

北○鮮や社会主義の真実に対するブラックユーモアです。
某オリンピック開催国の初代指導者が「本を見ると燃やしたくなる」と発言しています。日本が大華共和国に「解放」されていたらこの本も燃やされるでしょう。



ブラックユーモアの第一人者。
おすすめ度 ★★★★★

本書は小林よしのり氏が責任編集長を務める「わしズム」に掲載された4コマ漫画と短編漫画をいくつか収録したものです。

現在世界で最も有名なとある国の独裁者をモチーフに、ブラックユーモア満載で笑わせてくれます。

かの国について少しでも知識があればかなり笑える内容です。

本書を読んでいるとフィクションのはずなのに限りなくノンフィクションに近いのではないかと錯覚に陥るほど引き込まれます。

作者の業田氏は現在「SAPIO」でも政治を題材にした4コマ漫画を連載していますが、そちらも業田氏のブラックユーモアが炸裂していて、こういう漫画を描かせたら日本一なのではないでしょうか。

帯には多少堅苦しいことが書いてありますが、単にコメディとしても秀逸だと思います。



凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★

大変良く出来ています 。とにかくこれは絶対買いだ!
買って良かったと思います。


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どきどきポヤッチオ 業田良家 レアル・マドリード