気楽に観光気分で(^^おすすめ度
★★★★☆
当該シリーズ12巻をもって離れ、つい最近戻った身にはこの番外編はさらり和風味。昔Ver.の長編でやれば仏の移民問題を扱った『復活祭』なんかは深い話になるだろうしタイトルの第一話は後半アクション大作の気配十分。だが今回はそんな長編なら見せ場満載の部分はファラやリュシーの解説でさらりと終了。とはいえ、正直な嗜好としては軽い方が実は楽で嬉しい。リュシー夫妻の夫婦喧嘩を1話挟んでの主人公'S本編2本はどちらもテロを扱いディーンに持ち込まれる依頼もターゲットもその背景事情も昔と随分変わった。彼自身が無差別テロの被害者になるあたりはなんというか、激リアル。(で、包帯だらけの姿をシャルルにみられたくないとぼやくし、夜中に痛みで呻きつつやせ我慢するし・笑)回復後、自分が巻き込まれたテロの報復をするやり方も犯人にはそれが報復とはわからないやり方で、報復を理解させて始末していた昔からするとこれも現代性にとんでいる。まさに時事を扱う作者の真骨頂。
とかしかめつらしくいいながら、実は個人的に一番のインパクトは表紙のコスプレ?ディーン(^^年齢考えたら貴方、既によんじ・・ごほごほ(;^^Aいや〜鍛えてらっしゃる、お見事!
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!