ウィル対ナイツ・マスターおすすめ度
★★★★☆
ヴィクトリア朝のロンドン。
伯爵にして探偵のウィリアムと、日本人公爵カヅキの探偵モノ。
この巻はまるまるウィルのお話です。
銀行強盗や、研究者たちの失踪といった依頼を
従弟のリチャードとともに捜査、解決します。
けれど、このあいだから陰がちらつくナイツ・マスターという組織も
末端は捕まえられるものの、黒幕にはたどりつけず。。
これまでと同じく、ヴィクトリア朝の雰囲気とミステリ、
ウィルとリチャードの明るいかけあいが楽しめますが、
資本家の台頭によりかわりゆく時代が強調された一作でもありました。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!