一長一短といったところかおすすめ度
★★★★☆
やはりゲームキューブだけあって、グラフィックはとても綺麗になった。しかし、敵機が墜落していくなどという細かい演出がなくなっているのが玉に傷。
だが音楽のクオリティは高い。(ウルフのテーマ曲がとてもかっこいい)
ステージについては、分岐が無い全10ステージと、数はあまり多くなかった。
また、強制スクロールステージの数は3つ、また、分岐点なども無く、64版より見劣りがする。白兵戦などのステージが多いが、ターゲットを破壊するだけだったりと意外に単調。
しかし、一貫性をもたせたことで、ストーリーについては少し盛り上がった気がする。(特にウルフなどの登場がとても凝っていて感動した)
やり込みについては、やはりステージ数が少ないからか、シングルプレイについては物足りない。レベルこそ設定されてるが、それでもボリューム不足は変わらない。ちなみにゴールドについてはとてもハード。(自分の成績・・・ブロンズ、シルバーは全てコンプ。ゴールドがあと5つくらいか)
エンブレムやフラッグ(ステージに隠されているもの)を集めると、昔のゲームが遊べる。(個人的にはバトルシティで友達との二人プレイがおもしろかったといえる)
ゴールドエンブレムをあつめると、対戦での武器が1つ追加されるが、ゴールドエンブレムは難易度がとても高いので、個人的にはゴールド以外をとれれば十分満足に遊べるかと
しかし、このゲームの面白さは対戦にあったといえる
最大4人対戦で、白兵戦については武器の使い分け、アーウィン同士でのドッグファイト、もしくはランドマスター、そして歩兵でランドマスターを破壊するなどの爽快なプレイ、対戦ができる。(ただ歩兵→アーウィンだと少し分が悪いような)
対戦はやりこむと、ステージが増えたり、武器や新しい装備等、新たな対戦ルール(一撃必殺や武器固定ルールなど)が追加されたりする。対戦のステージこそストーリーモードより多い(ぉぃ
全体的に見ると、シングルモードに関して言えばボリューム不足だったが、対戦での面白さはとても高い。64版にあった1人プレイをしたい人や、対戦をあまりしないひとにとっては物足りなさを感じるかもしれないが、対戦プレイをよくする人でスターフォックスが好きな人はぜひ買ってみるとよい
自分は、ボリュームこそ無かったが、ストーリー(とウルフの登場)に感動したのと、対戦の完成度の高さを評価すると4くらいだと思う
上出来
おすすめ度 ★★★★★
わたくしめもついに買いましたよ
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!
概要
『スターフォックス』シリーズは初作がスーパーファミコンで登場し、その後もプラットフォームを変えながら、現在まで続く人気シリーズだ。。その4作目にあたる本作は、GCでの登場となる。より磨きのかかったグラフィックでの3D空間のバトルは、初めて手にするユーザーも十分に楽しむことができる、間口の広いゲームだ。
いわゆるシングルプレイモードとなる「シナリオモード」では、難易度に応じてプレイスタイルも変化してくる。『スターフォックス 64』から継承されるストーリーが展開されるので、シリーズファンにはたまらないシーンがあるハズだ。ドラマ性も高く、その展開から目が離せなくなるだろう。仲間と一緒に戦うチーム戦の醍醐味も味わえるようになっており、仲間たちからフルボイスで状況に応じたセリフが繰り出され、臨場感を盛り上げてくれる。
2~4人対戦の「バトルモード」も進化しており、乗り物の乗り換えや使用できる武器が大幅にパワーアップしている。ステージもバリエーション豊かなラインナップで、これだけでも長い時間遊べるぐらいのつくりこみが感じられる。難易度調整によって、強い人と初心者との乱戦もできるので、ワンサイドゲームになりにくい工夫も好感が持てる。(椎 武男)