キャラクター全員に頑張ったね、と言ってあげたいおすすめ度
★★★★★
RPGはいつも途中で飽きて投げ出してしまう私が、唯一クリアできたのがFF9です。
最初はお姫さまと盗賊の王道ストーリーか、と特に期待もせずプレイしていました。
キャラクターは3等身だし、PSなので画が粗いし、姫様の横にはむさ苦しいおっさんがいるし(笑)
でも、主人公はもちろんそんなむさいおっさんも、小さな男の子も女の子もお姫様も、皆がそれぞれ戦っているんです。心が折れそうな時も最高な仲間に支えられながら助け合い成長し、それぞれの旅を続けていく物語です。
生きる意味・守るべきもの・行方不明の恋人・残りわずかな命‥
ラストは涙なしでは見られません。
途中で投げ出さず、最後までプレイして良かった。
心の底からそう思える作品でした。
今プレイ中の人、食わず嫌いの人へ。是非最後までやり通して下さい。きっとあなたの心に何かが残るはずです。
自分史上最高傑作おすすめ度
★★★★★
今までやってきた中で一番好きなゲームは?と聞かれたら、間違いなくこれと答えられる作品です。
残念なのは評価は高いのにやはり知名度が低い点でしょうか、、。
前後の7、8、10にかき消されてしまっているような気がします。
私もFFは1からやってきていますが、確かに難易度は低く、ゲームとして楽しもうという人には物足りないかも知れません。
でも物語への引き込みがとても上手く、ディスクをすすめていく毎にのめり込んでいけると思います。
もちろん批判も多いですが、スクウェアがFF9に掲げる「原点回帰」とは、本当の意味でのファンタジーへの回帰だと思うので決して間違ってはいないと思います。
またFF9で最も秀逸であると感じるのは世界観の作り込みです。
ファンタジー系RPGでは王道とも言える中世ヨーロッパを思わせる描写が完璧です。
映像もPSソフトの中では抜きんでて美しく、キャラクターも一人一人が際立ったいいシナリオだと思います。
かなり壮大な物語なため、後半展開が目まぐるしいですがFFの中では最高傑作であると思います。
すばらしい
おすすめ度
★★★★★
言うまでもなく最高峰
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。
概要
本作のテーマは原点回帰。あの「クリスタル」が復活し、中世欧州をモチーフにしたファンタジックな世界が舞台となっている。そして、また新たになったバトルシステムは、装備品である武器・防具がカギを握ることに。武器・防具には「アビリティー」(盗む、カウンター、魔法など)がセットされており、装備することでそのアビリティーが使用できるようになる。さらに、アビリティーはバトルで勝利した経験値で習得も可能。アビリティーの習得には、多くの装備品を手に入れることが重要になるが、装備品はショップで手に入れる以外に、アイテムを合成することで新たな品を生み出すことができ、発見や収集をうながす仕組みになっている。 また、新システムとして主人公とは別の場所で行動するキャラを操作し、特定のイベントをプレイするというアクティブ・タイム・イベントを導入。物語の裏側や各キャラのエピソードが知れ、より感情移入しやすくなっている。このほか、本編とは関係ないミニゲームも多く収録。なかでも『VIII』で好評だったカードゲームはさらに進化して奥深いものとなっている。(池村慎一)