ゆるーく待ってます。おすすめ度
★★★★☆
このシリーズの、単行本の後ろの方ってのは、確かに切実で、世の中の痛みに誠実に向き合った良心作だとは思うが、
その分、作者の苦しみが伝わって来るように、登場人物達の表情が凍りついていったようにも思う。
正直読んでいて辛かった。
ある時点から、作者は意識的に主人公を子どもとして描くようになり、
他の登場人物にしても、柔らかい表情を意識するようになった。
それは同時にこの大きくなりすぎ続き過ぎたシリーズと、登場人物達から距離をおく作業でもあって。
外部的な要因もあり、ここ数年はまあ、いよいよ距離をおいている訳だが。
この単行本はそんな訳で、かなり外伝的な位置づけを意識していると思うのだが、
一時期に比べて、主人公の表情や仕草まで柔らかく、ゆるくて間抜けで脱力していて、
また大人たちの表情が、端正ではあるのだが柔らかい笑みを浮かべていて、
俺としてはかなりお気に入りの一冊となった。
作者としてのこのシリーズへの見解というのは、
この単行本での最後のエピソードの登場人物によって示されているのかもしれないが、
本当に気が向いたらで良いので、
たまーに帰って来て、主人公達の近況を教えてくれたら、
一読者として、嬉しい限りなんであります。
少し残念・・・おすすめ度
★★★☆☆
待望の新刊。
Papa told me の27巻以降の話が収録されています。
なんていうか、話が軽くて
以前のPapa told me の 身を削られるような切なさ、真摯さが薄れた気がします。
なんだかちょっと残念です。
買うしかない!
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!