シャイな筒井道隆おすすめ度
★★★★☆
主人公、木崎敏郎は商店街にある中古電器店で店番と修理を任されている。
漫画家が夢であるのだが、今の仕事にもやりがいとプライドがある。なにより、彼には洗濯機の修理と言う得意技があるのだ。
尊敬する先輩、憧れの女性、彼に恋する女の子。
老婆は自分の仕事に対する賞賛を与えてくれる存在で、夢を追う十代の青年には密かな声援を送る。
どこにでもいそうな青年のごくごく普通の物語を飾りっけなく描いていて、とても好感が持てた。
ややもすれば白々しくなりそうなストーリーだが、人間味あふれるキャラクターがこの親近感を生むのだろう。
すがすがしく嫌味なく描けてしまうところにセンスを感じる。
主人公を演じるのはシャイな日本人を演じさせたら右に出るものはいない筒井道隆。
親近感の湧く演技には思わずニンマリさせられてしまう。
明日を生きるパワーを与えてくれる、そんな登場人物たちに癒され、また観たいと思わせる。
暖かい恋愛映画おすすめ度
★★★★★
筒井道隆のとぼけた青年がとてもいい。中古家電販売店に勤め、洗濯機の修理は誰にも負けないと自負している。ある娘を好きなのだが、なかなか言い出せない。その娘は、バツイチで、その店に出戻りしてきた。
彼女の夢を影で支える男。
ラスト、幸せな未来を予感させる展開になります。
観終わった後、よし、俺も頑張ろうという気分になります。
はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。他の方がコメントされているとおり、
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。