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空中庭園 特別初回限定版

小泉今日子
おすすめ度:★★★★★
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女優小泉今日子を観た!
おすすめ度 ★★★★☆

何事も包み隠さず打ち明けられる関係が本当に良い関係なのだろうか?
人間生きていれば人に言えない事、言いたくない事の一つや二つは絶対
にあるはずだし、秘密は秘密のままのほうが良い事も沢山あります。
この映画の中の家族も、「家族の中で秘密を作らない」という事をルー
ルにしておきながら、それぞれ秘密を持っていて、それが明らかになっ
ていくからこそ徐々に家族が崩壊していってしまいます。
今まで私の中で小泉今日子は所詮アイドルで役者としてはイマイチとい
う評価でしたが、この映画の中では物語の核となる母の役を見事に演じ
ていると思います。特にさっちゃんとミーナ先生の誕生日会での小泉今
日子のキレっぷりはまさに迫真の演技です。それだけでも観る価値有り。



欺瞞を吐き出すということ
おすすめ度 ★★★★☆

家族とは何かとか、絆とは何かなどと、考える前に、その緩いながらも目が回りそうな映像と、狂気的なブラックユーモアが、まずは印象的だった。そもそも僕は予備知識なしに見たのでこれは、ブラックコメディかと思ったくらいだった。

秘密は誰にでもある。全てを曝け出して生活する家族などいるはずはない。しかし、小泉演じる絵里子は、忘れ去りたい過去を封印して、新しい世界を築きあげようとしていた。確かに家族とはいえ、全てをオープンにというルールは、どうやっても不可能な行為だ。当然、理想と現実は違う。絵里子ほど心のトラウマを持たない他の家族3人は、当然、家庭が窮屈になる。つまり、過剰なほど、皆が裏切り行為をしていくのは、実は絵里子の心の闇に比例しているといえる。とはいえ、観ていると絵里子の悲しさも分かる。雨に打たれながら、叫ぶシーンなど、とても切実で、隠さねばならない苦しみがもろに伝わってくる。
しかし、これまでの苦しみ全ては過程だったのだ。最後には、欺瞞を吐き出さなければ、ならなかったのだと思った。


トータルでは、衝動的ともいえる各キャラの行動と、ゆっくりとした空中庭園を表すさまざまなモチーフが、対照的で、映画にメリハリが付いているし、全体的な映像の美しさと音楽のセンスの良さも、この映画を美しくしていると思う。

それにしても、板尾が演じた父親は、まさに板尾にぴったりのナイス・キャストだと思った。



ちょいグロ
おすすめ度 ★★★★☆

キョンキョンの魅力はいつまでたっても枯れる事がないな。共演者の板尾創路、ソニン、鈴木杏、永作博美らの演技も秀逸。個人的にはちょっとしたグロイシーンがなければまたよかった。



全ての膿を出し切れば・・
おすすめ度 ★★★★★

理想の家庭を築くべく、一切秘密を持たない家族。
ところが・・・・。
徐々にほころびていく虚像。
目の当たりにする現実。

「思い込みが激しいと、何も見えなくなってしまう。」
長男の言葉が母親を救う。

皆が好き勝手にやっているようで、その根底には「愛」が。

一歩間違えば、ホラー映画。
板尾創路が血祭りに上げられなくてよかった。



家族について考える
おすすめ度 ★★★★★

空中庭園というと世界七不思議バビロンの空中庭園を思い浮かべるが、内容からは空中楼閣と言い換えてもいいような気がする(一般的には空中庭園とはERIKO GARDENのことを指すと思いますが、ちなみに「バビロン」も劇中に登場します)。

シュールな笑いを織り交ぜて現代の典型的な家族(?)が描かれる。アメリカンビューティと似ている気がするが、主に小泉をはじめとした女性側からの視点で描かれる。最初小泉のモナリザの微笑みにも似た(?)いつも笑顔の幸せそうなお母さんに得体の知れない怖さを感じるが、見終わった後はその渾身の演技に圧倒される。大楠のガンで死を意識した人間の迫力ある演技も印象に残る。その大楠が特典映像で言っていた板尾のゆるい感じのお父さんもいい味出していた(笑and決めゼリフ)。その相手として永作の演技もはじけていていい感じだった(「恥を知るから人間なのよ」)。

表面的には幸せそうな家族も、人間的なドロドロした部分を内在している。この映画はそういう部分を強調して描き、現代の夫婦や親子の断絶を痛感する。それでも愛で家族は結ばれているのだと感じさせてくれるのがこの映画のいいところ。



はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★

届いてからずっと気に入っています 。他の方がコメントされているとおり、
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。


概要
京橋家のルールは、何事も包み隠さないこと。しかし、長女マナが誕生のきっかけがラブホテル「野猿」ということまで赤裸々に語られ、マナはとまどう。長男のコウはそのラブホの建築に興味を持ち、言ってみようと不動産屋の女性に案内を頼むが、彼女は父の愛人だった。マナが学校をさぼって援交をしていたり、父にはふたり愛人がいたり、家族には隠し事が多く、そしてルールを作った絵里子にも知られたくない過去があった。
角田光代の同名小説の映画化。幸せ家族は学芸会のようなもの。仲のいい家族が、それぞれ秘密を抱えつつも、じつはその幸せ家族を守りたいと思う姿もあると映画は語っているよう。思い込みが自分の首を苦しめ、間違うと幸福を見失ってしまう危険をはらんでいることも教えてくれる。決して特別なファミリーの物語ではない、どこの家族にもありうる話なのではと思わせる、現代の家族の姿を切り取ったドラマだ。壊れた主婦を小泉今日子が好演。鈴木杏、ソニン、大楠道代、勝地涼、板尾創路が共演している。(斉藤 香)

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