心が潤います(^^)おすすめ度
★★★★★
本来のアニソンは、アニメと関係のない若手バンドのタイアップ曲などでは決してなく、シッカリと映像・内容を意識して作られた「曲自体がアニメの一部」とでも呼べるべきモノであると思います。
(3)はアニメ『ぼくらの』でカンジの母・吉川教授がジ・アースプログラムを「アンインストール出来ない」と述べる様に(第21話)、希代の名アニメと密接な関係の上に出来上がった、テーマ深きシリアスな傑作でありますm(_ _)m
同アニメの前期エンディング曲(9)は、歌詞が直接的に『ぼくらの』につながるものではないとも言えますが、殺伐とした空気の同アニメにカタルシスを与えてくれる、癒し・郷愁感を持った文句のつけようのない名曲であると感じております(・・流麗なハープと美しく柔らかに伸びる高音ボイスは至上の輝き・響きを持っております)。
また、同(9)の様なスローテンポで穏やかな曲を好まれる方であれば、(2,6、8、11)辺りのトラックを聞いて頂くと、心がとても澄んで純粋な気持ちになれることかと思います(・・2,6、8は短調である為、悲しくメランコリックな響きも持っております)。
凛々しくビート感のある後期エンディング曲(1)の様な楽曲も存在し(4、7)、一方で軽やかで快活&メロディアス、個人的に最も好きな(10)の様なトラックも含まれているなど、1つ1つの楽曲の完成度・アルバム構成のレベルの高さには疑いの余地がございませんm(_ _)m
一般的な音楽ジャンルで言うと「ヒーリング」、「アンビエント」、「アブストラクト」寄りな音が多く、女性ボーカルでいくと遊佐未森さんや坂本美雨・中谷美紀さん、大貫妙子さん、salyuさん辺りが好きな方であればフィットすること間違いなしの、アニメを越えた名歌曲集であると思います。
石川智晶さんの、ヒットチャートに意識を奪われない純粋な音楽表現に対する姿勢には感動を覚え、より自由な表現媒体としてのアニソンにも無限の可能性を感じました。
一度聞いたら旋律が頭から離れない、”名盤”とはまさにこの作品を指すのであると感じておりますm(_ _)m
まだ何も知らない僕でもそれでいい。おすすめ度
★★★★★
「シムーン」が好きだった。
主題歌の「美しければそれでいい」でなければ、あの話はここまで自分の心の中心を占領しなかっただろう。それほどに鋭い曲だった。
そしてそのカップリング「house」。これもまた、非常なる名曲だった。
ソロとしての石川智晶に出会えたこの二曲も収められているアルバム。本当の意味でのアルバムという感じで、今聞いている。
「ぼくらの」主題歌の「アンインストール」が収録されていて、大多数の人はそちらに目が向くのだろうけれども、シムーン放映から一年が経ってリニューアルされた「美しければそれでいい」こそが、自分のオススメできる最高の曲であると言える。
そしてアルバム全編を通してたゆたう、この優しい歌声に浸って欲しい。
素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★
とても面白いじゃないですか
。とにかくこれは絶対買いだ!
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。