ダイエット中には読んじゃダメwおすすめ度
★★★★☆
映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作です。
この世に五枚だけの金色の招待状。
その招待状入りのチョコレートを手に入れた子供だけが、
世界最大のチョコレート工場に入ることができます。
感想は、極上のブラックチョコレート。
そんな感じ。
原作のままの、残酷なグリム童話やアンデルセン童話みたいです。
ちゃんと言うことを聞かなかった子供達が、
次々と恐ろしい目にあわされていきます。
ブラックジョークというか、本当に怖いんですけど
ラストは意外でしたが、やっぱり酷い…
単純にハッピーエンドとは言い難いです。
というか、映画ではどうなってるか知りませんが、
主人公の少年は、拾ったお金でチョコレートを買って、
しかも二枚目で金色の招待状を引き当てています。
その前に誕生日に一枚、そしてじーちゃんから一枚、
計四枚のチョコレートを買っています。
一枚目じゃなかったんだ…
半クラウン銀貨を拾った少年は『天からの贈り物かな?』と言ってます。
飽食の国日本では、子供には「お金を拾ったら警察へ」という教育ですね。
少年の家はとても貧しく、飢えていた少年は、拾ったお金でまず、
自分にチョコレートを一枚買って、
お釣りを家族のために母親に渡そうとしています。
が、チョコレートがあまりにもおいしかったので、
まだお釣りもたくさんあるし…(お釣りは六ペンス。小さな銀貨が四枚)
『もう一枚使ったっていいじゃないか…』
と、またもや自分だけ食べるチョコレートを買ったら、当たったんですよ。
この辺が、世の中綺麗事だけじゃねぇぜっていう、
なんとも言えない童話の世界をかもしだしています。
ウンパ・ルンパにいたっては、密入国ですよ。
映画を見ていないので、チョコレート工場の中は
私の頭の中での妄想で再現されたわけですが、
充分魅力的で、よだれが出そうでした。←チョコレートLOVE
チョコレートの滝にチョコレートの川。
ホットチョコレートをいつでも飲める。
上出来
おすすめ度
★★★★★
はっきりいって、すさまじい出来です
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!
概要
ウィリー・ワンカはチョコレート工場経営者、いつも人目をさけている変わり者だ。その彼が、どういうわけか秘密の工場を見学させてくれることになった。この10年間で初めてのことだ。ただし、招待客はたったの5人だけ。ワンカ社特製チョコバーの包装紙の中に、金色の招待券を見つけた幸運な者だけが工場見学に参加できる。しかも、案内するのはワンカ自身だというのだ。 チャーリー・バケット少年は、この夢のような招待券を偶然手に入れた。道で1ドル紙幣を拾った彼は、どうしてもがまんできずに、あこがれのワンカのチョコバーを2本買ってしまう。そのお金があれば、貧しい家族に食べ物を買えることはわかっていたのに…。しかし2本目の包みを開けたとき、下の方でかすかに光るものを見つけたのだ!
その翌日、チャーリーはいよいよ工場の門をくぐる。一緒に行くのは、テレビっ子のマイク・テービー、お金持ちのお嬢様ベルーカ・ソルト、ガムが大好きなバイオレット・ボールガード、それに食いしん坊のオーガスタス・グループ。4人ともどこか頼りない。はたしてチョコレート工場の秘密とは何か、なぞめいた経営者ワンカとは何者なのか、その答えが5人の目の前でしだいに明らかになる。秘密のチョコレート工場はうわさ以上の、驚くべき場所だった。そしてそこでチャーリーを待ちうけていたのは、もう二度ともとの生活には戻れない運命だった。
『Charlie and the Chocolate Factory』(邦題『チョコレート工場の秘密』)は、あのロアルド・ダールによる奇想天外な作品。子どもたちが喜び、わくわくし、すっかりひきこまれること間違いなしの傑作だ。