祝ポリ赤アニメ化!おすすめ度
★★★★★
この作品は富士見ファンダジア文庫大九回長編大賞を受賞した
「榊一郎」氏が送る精霊と人を繋ぐ「音楽」を軸としたファンダジーストーリー。
榊氏は端正な文体で沢山の良質作品を早いペースで残される凄い作家さんです。
文体の好みは色々あるでしょうが、癖が無く読みやすい上、解りやすいので結構時間が経っていてもスラッとストーリーを思い出せます。
絵氏の「神無月昇」氏はアダルト原画として活躍中の方なので、キャラの立ち絵からも
エロスな感じがビビっと醸し出ています(笑)
イラストは綺麗でグラフィックも良い色具合です。
ただ「PCで読む小説」+「値段も安い」為かイベントCGは少なめ。
まあ普通の本小説と同じくらいなので気にはなりませんが。
主人公は控え目で優しく、実力を秘めた(気付いてないし過信していない)青年フォロン。
ヒロインは小さくかわいい、且つ偉そうなツンデレ高位精霊コーティカルテ。
その他にも後輩キャラ、良き同僚、良き先輩、謎の多い学園長などバランス良いキャラ構成。
ストーリー構成は、しっかり読み手の手を引いてゆっくり案内するかの様に流れていきます。
私の感想としてはあっという間に終えてしまう…それほど引き込まれました。
システムはキネティックの基本なのか「フォント設定」「CG鑑賞」「ミュージックモード」
など完備。
是非アニメの前に、来年に発売が決まった3&4話「学園編」の完結編がリリース前に
そして出来れば全ての小説の「全色ポリ」を読む前にこのPC版を読んで欲しいです。
ここからポリフォニカが始まったのですから。
まさに夢のコラボです。
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。非常に洗練された魅力的なものになっていると思います。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!